この記事では、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(以下、ANA東急カード)の特徴や保有するメリットについて解説しています。ANA東急カードを保有するとANAマイル交換レート75%を誇るTOKYUルートが利用できるようになります。TOKYUルート経由でANAマイルを獲得することはANAマイラーにとって最重要かつ基本的な内容になるのでしっかりと押さえておきましょう。
ANAマイラー必携!ANA東急カードを保有する理由
なぜANAマイラーはANA東急カードを保有するのでしょうか。ひとことで言えば「ハピタスで貯めたポイントを破格のレートでANAマイルに交換できるから」です。これは他のANAカードにはない大きな強み。ANAマイル交換レート75%を誇るTOKYUルートはANAマイラーにとって欠かせない存在です。TOKYUルートを利用すればハピタスで貯めたポイントを効率良くANAマイルへ交換することができるようになり、驚くほど早くマイルが貯まっていきます。通常ルートとTOKYUルートのどちらがANAマイルを貯めやすいのか、両者を比較してみるとその違いは一目瞭然です。
■通常ルートの場合
通常ルートの場合、各ポイントを直接ANAマイルへ交換すると交換レートは最高50%にしかなりません。ドットマネーに至って交換レートが28%まで目減りしてしまいます。
■TOKYUルートの場合
1.ハピタスからドットマネーに交換:100%
2.ドットマネーからTOKYUポイントに交換:100%
3.TOKYUポイントからANAマイルに交換:75%
ハピタスで貯めたポイントをTOKYUルート経由でANAマイルへ交換することによってANAマイル交換レートは75%になります。しかし、ドットマネーを直接ANAマイルへ交換しても交換レートは28%にしかなりません。どの交換ルートを経由させるかによって、最終的に獲得できるANAマイルが変わってきます。TOKYUポイントからANAマイル交換レート75%を実現できるのはANA東急カードのみなのです。
■ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードからのマイル交換(75%)
■ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード以外からのマイル交換(50%)
TOKYUルートは数あるANAマイル交換ルートの中でも最高の交換レートを誇ります。ANA東急カードはTOKYUルートを開通させるための必需品です。ANAマイラー達がANA東急カードを保有する理由はここにあります。
保有目的は決済用のためじゃないんです
一般的にクレジットカードの利用目的といえば決済用ですが、ANA東急カードの場合は少し勝手が異なります。ANA東急カードはクレジットカード決済でANAマイルを貯めるためではなくTOKYUルートを開通させるためだけに保有します。ANA東急カードで決済をするとワールドプレゼントが1,000円決済ごとに1ポイント貯まりますが、ANAマイルへ移行しても5〜10マイル程度にしかなりません。この場合、ANAマイル還元率は0.5%〜1%です。ANAマイルへ移行する時にマイルコースの選択があります。5マイルコースの場合はANAマイル移行手数料は無料ですが、10マイルコースの場合は年間6,000円(税別)の移行手数料がかかってきます。ANAマイル還元率は0.5%〜1%しかないうえに移行手数料もかかってくるため決済用に利用することはおすすめしていません。
■マイルコースの選択
■決済金額(月額)におけるコース別のANAマイル獲得数
決済金額(月額) | 5マイルコース | 10マイルコース |
10,000円 | 50 | 100 |
20,000円 | 100 | 200 |
30,000円 | 150 | 300 |
40,000円 | 200 | 400 |
50,000円 | 250 | 500 |
60,000円 | 300 | 600 |
70,000円 | 350 | 700 |
80,000円 | 400 | 800 |
90,000円 | 450 | 900 |
100,000円 | 500 | 1,000 |
150,000円 | 750 | 1,500 |
200,000円 | 1,000 | 2,000 |
250,000円 | 1,250 | 2,500 |
300,000円 | 1,500 | 3,000 |
例えばですが、月300,000円分の決済をしても5マイルコースであれば1,500ANAマイル、10マイルコース出会っても3,000マイルしか貯まりません。決済用に利用するならマイル還元率1.25%のSPGアメックスをおすすめします。
ANA東急カードの概要(年会費・マイル還元率など)
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード概要 | |
国際ブランド | Master card |
発行会社 | 三井住友カード |
提携先 |
全日本空輸(株) |
年会費(税抜き) | 2,000円(初年度無料) |
ポイント・プログラム |
|
ポイント制度 | ・ワールドプレゼント(通常決済) 1,000円決済ごとに1ポイント ・TOKYUポイント(東急加盟店に限る) 年間お買い上げ額に応じて3%〜10%のTOKYUポイントを付与 |
ANAマイル還元率 | ・5マイルコース 0.5% (1,000円決済ごとに5マイル獲得) ・10マイルコース 1.0% (1,000円決済ごとに10マイル獲得) |
ANAマイル移行手数料 | ・5マイルコース:移行手数料無料 ・10マイルコース:年間6,000円(税抜) |
利用可能額 | 10万円〜80万円 |
ポイント有効期限 | 2年 |
入会ボーナスマイル | 1,000マイル |
継続ボーナスマイル(毎年) | 1,000マイル |
交通系IC | PASMO |
知らなきゃ損!ANA東急カードの一番お得な発行方法(1,500マイル獲得)
ANAマイ友プログラムを利用することによって通常の入会ボーナスマイルに加えて「マイ友プログラム入会ボーナスマイル」をプレゼントされます。ANA東急カードはANAカード(一般)に分類されていますので合計1,500マイルを獲得できます。マイ友プログラムの具体的な発行手順について解説していきます。
紹介者氏名:「マスダ シンスケ」
紹介者番号:「00014619」
登録が完了したら、
※ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、交通系IC一体型カードに分類されています。本人情報やお支払い口座を入力していきます。
※既にANAカードを持っていて「お客様番号」がある場合は統合する入力蘭があるので忘れずに入力しておきましょう。
【カード発行後】TOKYU POINT Web サービスの登録
カードが手元に届いたらTOKYU POINT Webサービスへ登録(無料)しておきましょう。ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは通常の東急カードとログインする箇所が異なりますので間違えないように注意してください。
たつまるの周りを見渡してみてもTOKYUルート経由でANAマイルを貯めている人を見かけたことがありません。TOKYUルートの存在はごく限られた人にしか知られていない貴重な情報なのだと思います。これをきっかけに大量にANAマイルを貯めて素敵な旅行ライフを楽しんでもらえると嬉しいです。それでは、いってらっしゃい!
・ANA東急カード発行でTOKYUルートが利用可(ANAマイル交換レート75%)
・初年度年会費無料
・ANA東急カード入会で1,500マイル獲得
・毎年継続ボーナスマイルで1,000マイル獲得
・ANA東急カードは決済用ではない