マイルの翼 
この記事では、ポイント活用とカード還元率の関係性について解説しています。世の通説では「カード還元率は１%」つまり100円決済したら１ポイント還元（１円分の金銭的価値）されることが多いのですが、マーケットを分析してポイントの利用価値を知ることによって実質還元率は最大18%になる世界が存在します。年に１回以上旅行に行きたい人にとってはかなり有益な情報だと思います。100円決済するごとに最大18円分もの価値が１ポイント獲得するだけで貯まるんですから。そんなポイント活用とカード還元率の奥深い世界をご案内します。
カードを保有する時に重要な還元率について
ポイント還元率・・・利用金額に対して何ポイントが獲得できて、そのポイントにはいくらの利用価値があるのかを意味する
クレジットカードを保有する時に重要視するのが還元率です。楽天カード、Tポイントカード、dカードなど、、、例えば楽天カードは100円決済するごとに１楽天ポイントが貯まります。楽天ポイントは楽天市場で１ポイント＝１円で利用できます。ポイント還元率は１％（１円分の金銭的価値がある）ということになりますね。この還元率がポイント活用次第で１円以上の利用価値を生み出すのを知っていますか？ポイント業界のマーケットを分析して「どのポイントを貯めて、どのような利用方法であれば還元率を高められるのか」ポイント活用の方法を明らかにします。
日本人のポイント活用に関する調査2020
世の人々はどのようにポイント活用しているのでしょうか。ネットエイジア社が実施した「日本人のポイント活用に関する調査」という内容で20歳〜49歳の男女2,000名（男性：1,000名、女性1,000名）にアンケートした結果です。
国内で人気のポイントサービス
Tポイントや楽天ポイントといったコンビニや実店舗、ネットショッピングといった日常的な利用シーンで貯まりやすいポイントサービスが上位にランクインしています。いつでもどこでも貯めることができるのが人気の理由のようです。
貯めたポイントの使い方
貯めたポイントは普段の買い物で支払いに使ったり、電子マネーと交換することが多いようです。普段の買い物でポイント値引きとして利用している方が圧倒的に多いです。約７割以上の方が１ポイント＝１円分の値引きとして利用（１円分の金銭的利用価値）されています。
１ポイント＝１円ではない！ポイントの利用価値を知ることが大切
そもそもポイントを貯める目的ってポイントを活用して「支出を少しでも減らしたい」という思いが大前提としてあると思うんです。買い物で１ポイント＝１円としてポイント値引きをしなくても「買い物以外の用途で」支出が減らせたら良いと思いませんか？「年間でいくら支出が減ったのか」が大事ですからね。僕はポイントの利用価値を最大限に高めることができる旅行関連のポイントサービスを貯めることをおすすめしています。具体的にはANAマイルやMarriott Bonvoyポイントなどです。旅行に行く時はマイルを使って無料で飛行機に乗れますし、ホテル宿泊もMarriott Bonvoyポイントで無料宿泊できるからです。買い物時に１ポイント１円分の値引きとして利用するよりも旅行関連のポイントサービスで利用した方がポイントの利用価値を高めることができます。
実質還元率18%の世界（100円決済するごとに最大18円分の価値が貯まる）
100円決済するごとに最大で18円分の価値を貯めることができる実質還元率18%の世界とはANAマイルを貯めて特典航空券に交換することです。ANAマイルはどの特典航空券に交換するかにもよりますが「国内線であれば1.52円〜3.53円、国際線ファーストクラスであれば最大17.92円」まで１マイルの利用価値を高めることができます。100円決済するごとに最大18円分の価値をマイルとして貯めることができるんです。
■１マイルあたりの価値はこちらで解説しています
■ANAマイルを爆発的に獲得する仕組みはこちらで解説しています
ホテル宿泊を圧倒的にお得に利用できるMarriott Bonvoyポイントの価値についても要チェックです。Marriott Bonvoyポイントをホテル宿泊特典に交換することによって100円決済するごとに1.5円〜7.94円分をポイントとして貯めることができます。
■Marriott Bonvoyポイントの価値はこちらで解説しています
・ポイント活用で年間いくら支出が減ったのかが大事
・支出を減らすためにはポイントの利用価値を高めることが大切
・マイルは100円決済ごとに1.52円〜最大18円の価値を貯められる（実質還元率最大18%）
・Marriott Bonvoyは100円決済ごとに1.5円〜7.94円分の価値を貯められる（実質還元率最大7.94%）
